シャンプーとトリートメントの適切な使用量ってどれくらい?

泡立ちを良くするための「予洗い」がとても大事

「シャンプーをたくさん使っているのに、なぜか泡立ちが悪い…」そんな経験はありませんか?実は、シャンプーの泡立ちが悪い原因は使用量ではなく、「予洗い」にあることが多いんです。

今回は、髪の長さ別のシャンプー・トリートメントの適切な使用量と、美しい髪を作るための予洗いテクニックについて詳しくご紹介します。

髪の長さ別:シャンプー・トリートメントの推奨使用量

まずは基本となる使用量から確認していきましょう。

シャンプーの使用量

  • ショート・ボブ:ワンプッシュ
  • ミディアム:ツープッシュ
  • ロング:スリープッシュ

トリートメントの使用量

トリートメントもシャンプーと同量で問題ありません。意外に思われるかもしれませんが、適量を守ることで髪に余分な負担をかけずに、しっかりとケア効果を得ることができます。

泡立ちが悪い時の真の原因:予洗いの重要性

「推奨量通りに使っているのに泡立たない」という場合、多くの方がシャンプーの量を増やしがちです。しかし、実はシャンプーの量ではなく、予洗いの時間や方法に問題があることがほとんどなんです。

「予洗い」とは?

予洗いとは、シャンプーをする前に髪を濡らす工程のことです。ただし、「ちょっと濡らす」程度では不十分。しっかりとした予洗いが美髪への第一歩となります。

正しい予洗いの方法

  1. 指の腹で頭皮をマッサージ
    頭皮を指の腹でやさしくこすりながら、皮脂汚れやスタイリング剤を浮かせていきます
  2. 髪の内部まで十分に濡らす
    表面だけでなく、髪の毛の内部までお湯をしっかり浸透させることがポイントです
  3. 時間をかけて丁寧に
    最低でも1〜2分は時間をかけて、じっくりと予洗いを行いましょう

予洗いがもたらす嬉しい効果

1. シャンプーの泡立ちが格段にアップ

しっかりと予洗いを行うことで、推奨されたシャンプー量でも十分に泡立ちます。きめ細かい泡で髪と頭皮を優しく洗い上げることができるんです。

2. ホームケア効果の向上

シャンプーでしっかりと汚れが落ちることで、その後のトリートメントや処理剤の浸透も格段に良くなります。せっかくのケアアイテムの効果を最大限に引き出すためにも、予洗いは欠かせません。

3. 髪と頭皮への負担軽減

適量のシャンプーできちんと洗えることで、過度な摩擦や洗浄成分による負担を避けることができます。

特に「ムーシャンプー」使用時は予洗いが重要

トリートメント効果の高い「ムーシャンプー」をお使いの場合は、特に予洗いをしっかり行うことをおすすめします。丁寧な予洗いによって、ムーシャンプーの持つトリートメント性能を最大限に引き出すことができるからです。

まとめ

美しい髪作りの秘訣は、適切な使用量と丁寧な予洗いにあります。今日からぜひ、シャンプー前の予洗いに少し多めに時間をかけてみてください。きっと泡立ちの違いと、洗い上がりの変化を実感していただけるはずです。

毎日のちょっとした心がけが、理想の髪へと導いてくれますよ。

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片山 恭輔
美容師歴15年目 年間1000人以上を担当 大阪で修行後、地元広島に帰還。 老けさせない痛ませない施術に定評◎ 詳しいヘアケア方法 知識豊富◎ お悩みを引き出し 解決へと導く丁寧なカウンセリング 色持ちも良く褪色も綺麗なカラー◎ 静かにゆったり過ごしていただけるような接客スタイルです♪