Contents
グランカラーリバイブ徹底解説|サロンカラー後の「守り」を極めるホームケアの実力とは

サロンでヘアカラーをした後、「あれ、もう色が抜けてきた?」「髪がパサついてきた気がする…」そんな経験はありませんか?
実は、カラー施術後の髪にはアルカリ成分や過酸化水素といった残留物が残っていて、それが褪色やダメージの原因になっているんです。
今回ご紹介する「グランカラーリバイブ」は、そんなカラー後の髪を守り、色持ちを良くすることを目指した“守り”のホームケア製品。単なる色補正ではなく、「保護・修復・予防」を重視した設計になっています。
さらに、白髪予防や再黒化(黒髪に戻すこと)を狙う成分も配合されているという、なかなか意欲的な製品なんです。
製品情報
- 容量:150g
- 価格:税込¥3,960
グランカラーリバイブの”売り”成分を徹底チェック
この製品の特徴は、それぞれ役割を分担した複数の機能性成分が配合されていること。主な成分とその働きを見ていきましょう。
ヘマチン
キューティクル補修、抗酸化作用、残留アルカリの除去など、多方面で活躍する成分。開いたキューティクルを閉じて、髪の内部を守る役割が期待できます。育毛効果や白髪改善への期待もされている注目成分です。
カタラーゼ
カラー剤やパーマ剤由来の過酸化水素を分解・除去する酵素。残留した過酸化水素が髪や頭皮にダメージを与え続けるのを防ぐことを狙っています。
ダークニル(Darkenyl™)
比較的新しい原料で、バルジ領域の色素幹細胞を活性化させることで、白髪を黒く戻す・白髪を減らす効果が期待されている成分。酸化ストレスからの防御にも働きかけるとされています。
酢酸Na(酢酸ナトリウム)
残留アルカリの分解、表皮デトックス、キューティクルを閉じてツヤを出す補助など、多彩な働きをサポート。褐色化防止やダメージ抑制にも役立つとされています。
その他の補助成分
甘草エキス(抗炎症・抗菌)、ペリセア(浸透・保水・ボリューム補助)、リピジュア(保湿・バリア形成)、カキタンニン(抗酸化・消臭・毛穴引き締め)など、頭皮環境を整える成分もしっかり配合されています。
使い方はシンプル!でもポイントを押さえて
グランカラーリバイブの使用手順は以下の通りです。
- ブラッシングで髪のもつれをほぐす
- 髪と頭皮をしっかり濡らす(十分な水分を含ませることが大切)
- 気になる部分(生え際、頭頂部など)に6〜8プッシュしてなじませ、軽くマッサージ
- 洗い流さずそのままシャンプー
- シャンプー後、しっかり洗い流し、最後にトリートメントで仕上げ
重要なポイントは、「置き時間を取らず、すぐにシャンプー工程に移る」こと。長時間もたせる必要はありません。
期待できること vs 気をつけておきたいこと
期待されるメリット
- カラー後の褪色を防ぎ、色持ちを良くする
- 髪・頭皮へのダメージを軽減
- 白髪予防・改善、再黒化のサポート
- 抗酸化作用による保護
- 頭皮環境を整え、炎症やトラブルを抑える
注意・チェックしておきたいこと
再黒化や白髪改善については、化粧品領域としては”期待”の範囲であり、確定的な効果とまでは言い切れない可能性が高いです。個人差も大きいでしょう。
使用感やアレルギー反応は人によって異なるため、初めて使う際はパッチテストをおすすめします。
残留アルカリや過酸化水素の除去効果については理論的には妥当ですが、実際の効果は髪の状態、染め方、サロン施術の質に左右されます。
また、成分濃度や配合比率、使用頻度・タイミングによっても効果に差が出るため、継続的な使用と観察が必要です。
“守りのホームケア”という位置づけなので、これだけで劇的な変化を期待するよりも、日々の洗い方、紫外線対策、栄養バランスなどと併用することで、より現実的な効果が期待できるでしょう。
まとめ
グランカラーリバイブは、サロンカラー後の髪を「守る」ことに特化したホームケア製品です。残留物によるダメージを防ぎ、色持ちを良くするという明確なコンセプトのもと、多彩な機能性成分が配合されています。
白髪予防や再黒化といった”攻め”の要素も含みつつ、基本は「保護・修復・予防」。毎日のケアにプラスすることで、サロン帰りの美しい髪色を少しでも長く保ちたい方には試してみる価値がありそうです。
ただし、効果には個人差があることを理解した上で、自分の髪の状態をよく観察しながら使っていくことが大切ですね。