ヘアカラーの色落ちを防ぐには?美しい髪色をキープする7つの秘訣

こんにちは

美容院で念願のヘアカラーをしたばかりなのに、数回のシャンプーであの素敵な色が薄れてきた…という経験はありませんか?せっかくお気に入りの髪色になったのに、色持ちが悪いとガッカリしてしまいますよね。

今回は「ヘアカラーの色落ちを防いで、美しい髪色を長持ちさせる方法」をご紹介します。日常生活で簡単に取り入れられるケア方法ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね!

なぜヘアカラーは色落ちするの?

まず最初に、色落ちのメカニズムを理解しておきましょう。ヘアカラーは髪の毛のキューティクル(髪の表面のうろこ状の部分)を開かせて、その中に色素を入れることで色を変えています。

主な色落ちの原因は以下の通りです:

  • 頻繁なシャンプー: 洗浄力の強いシャンプーは色素を洗い流してしまいます
  • 熱によるダメージ: ドライヤーやヘアアイロンの熱でキューティクルが開き、色素が流出します
  • 紫外線: 日光に含まれる紫外線はカラーを酸化させ、色あせの原因に
  • 塩素や海水: プールや海の水に含まれる成分がカラーを分解します
  • カラーリング直後の洗髪: 施術後すぐは色素が定着していないため、流れやすい状態です

それでは、色落ちを防ぐための対策を具体的に見ていきましょう!

1. シャンプー選びを見直そう 🧴

ポイント: カラーヘア専用のシャンプー&コンディショナーを使いましょう。

一般的なシャンプーは洗浄力が強すぎて、髪色と一緒に必要な油分まで洗い流してしまうことがあります。カラーヘア用のシャンプーは、色素を守りながら優しく汚れを落とす処方になっています。

おすすめの選び方:

  • 「カラーケア」「カラープロテクト」などの表示があるもの
  • 硫酸系界面活性剤(ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなど)が入っていないアミノ酸シャンプー
  • 弱酸性タイプのシャンプー

また、シャンプーの頻度も見直してみましょう。髪が特に汚れていなければ、1日おきのシャンプーでも十分です。その日は、ぬるま湯だけでさっと流すだけでもOKです!

2. シャワーの温度を下げよう 🚿

ポイント: 熱いお湯ではなく、ぬるま湯(32℃〜35℃くらい)で洗いましょう。

熱いお湯は髪のキューティクルを開いてしまい、せっかくのカラー剤が流れ出やすくなります。ぬるま湯で洗い、最後に冷水でさっとすすぐとキューティクルが引き締まり、色持ちがアップします。

実践ポイント:

  • シャワーの温度計を活用するか、手首で温度を確認(熱くもなく冷たくもない程度)
  • 最後のすすぎは少し冷たいと感じる程度の水温で

3. 紫外線対策を忘れずに ☀️

ポイント: 髪の毛にも日焼け止めを!

お肌の紫外線対策は習慣になっている方も多いと思いますが、実は髪の毛も紫外線の影響を大きく受けます。特に明るいカラーやアッシュ系は紫外線で色が変化しやすいので注意が必要です。

簡単にできる対策:

  • ヘア用UVスプレーを外出前に使用する
  • 帽子や日傘を活用する
  • 長時間の屋外活動が予定されている日は、スカーフやバンダナで髪を覆う

4. カラーリング後72時間は特に注意!⏱️

ポイント: カラーリング後の3日間は特に色落ちしやすい時期です。

ヘアカラー後72時間(3日間)は、色素が髪の内部に定着する大切な期間。この間は以下のことに気をつけましょう:

カラー後3日間のケア:

  • できればシャンプーを控える(どうしても必要なら、ぬるま湯だけか、コンディショナーのみの洗髪を)
  • 熱スタイリングを最小限に
  • 帽子をかぶるなど直射日光を避ける

美容師さんに「3日間は洗わないでね」と言われるのはこのためなんです!

5. 熱スタイリングに注意 🔥

ポイント: ヘアアイロンやドライヤーを使う前は、必ずヒートプロテクト剤を!

ドライヤーやヘアアイロンの熱はキューティクルを開き、カラーの色持ちを悪くします。熱スタイリングを控えるのがベストですが、使用する場合は以下の点に注意しましょう:

熱から髪を守るコツ:

  • 必ず熱保護スプレーや美容液を使用する
  • ドライヤーは髪から10〜15cm離して使う
  • 高温設定ではなく、中〜低温設定を選ぶ
  • 同じ部分に長時間熱を当てない

6. プールや海でのケア 🏊‍♀️

ポイント: 水泳の前後に特別なケアを。

塩素や海水は髪色を変化させる原因になります。水泳を楽しむ前後には以下のケアを忘れずに:

水泳を楽しむ方へ:

  • プールに入る前に、真水で髪を濡らしておく(乾いた髪よりも塩素を吸収しにくくなります)
  • できれば水泳帽を着用する
  • 水泳後はすぐにシャンプー&コンディショナーで塩素や塩分を洗い流す
  • 塩素除去用のシャンプーを使うとさらに効果的

7. カラーキープ用トリートメントを活用 💆‍♀️

ポイント: 週1回の集中ケアで色持ちアップ!

市販やサロン専売品には、カラーを長持ちさせるための専用トリートメントがあります。これらは色素を補充しながら髪にうるおいを与えてくれるので、色のツヤと鮮やかさをキープできます。

おすすめのトリートメント活用法:

  • 週1回の頻度で使用
  • シャンプー後、タオルドライしてから塗布
  • パッケージの指定時間(5〜10分程度)しっかり置く
  • 可能であれば、ラップやシャワーキャップで保温するとより効果的

まとめ:美しい髪色を長く楽しむために

ヘアカラーの色持ちを良くするためには、日々のケアが本当に大切です。難しいことは何もなく、少しの意識と工夫で、お気に入りの髪色を長く楽しむことができますよ!

特に効果的なのは:

  1. カラーヘア用のシャンプー&コンディショナーを使う
  2. ぬるま湯で洗い、最後に冷水ですすぐ
  3. 紫外線対策をしっかりと
  4. カラーリング後72時間は特別ケア

皆さんも、これらのケア方法を取り入れて、素敵なヘアカラーを長く楽しんでくださいね!何か質問や「これも効果ある!」というアドバイスがあれば、ぜひコメント欄でシェアしてください♪

ABOUT US
片山 恭輔
美容師歴15年目 年間1000人以上を担当 大阪で修行後、地元広島に帰還。 老けさせない痛ませない施術に定評◎ 詳しいヘアケア方法 知識豊富◎ お悩みを引き出し 解決へと導く丁寧なカウンセリング 色持ちも良く褪色も綺麗なカラー◎ 静かにゆったり過ごしていただけるような接客スタイルです♪