「シャンプーがうまく泡立たない…」
「髪につけてもすぐ泡が消えてしまう」
そんなお悩み、ありませんか?
実は、シャンプーの“泡立て方”ひとつで髪と頭皮の状態は大きく変わります。
今回は、正しい泡立て方法と、泡が大切な理由をわかりやすく解説します。
なぜ泡立てが大事なの?
シャンプーの泡には、以下のような役割があります:
1. 摩擦から髪と頭皮を守る
泡がクッションになって、髪同士の摩擦や頭皮への刺激をやわらげてくれます。
2. 汚れをしっかり包み込む
泡が毛穴や髪のすき間に入り込み、皮脂や整髪料などの汚れを浮かせて落とすことができます。
3. 洗いムラを防げる
泡が均一に広がることで、頭皮全体をムラなく洗えるようになります。
シャンプーをしっかり泡立たせる方法【5ステップ】
ステップ1:髪と頭皮をしっかり予洗い(1〜2分)
実はこの“予洗い”だけで、汚れの約7割は落ちると言われています。
ここが甘いと、泡立ちも悪くなります。
- シャワーでしっかり髪と頭皮を濡らす
- 地肌に指を通して、まんべんなく流すのがコツ
ステップ2:シャンプーを手のひらで軽く泡立てる
いきなり髪につけるのではなく、手のひらで軽く泡立ててから髪に乗せることで、摩擦を減らし、泡立ちがスムーズになります。
- シャンプーの適量:ミディアムで1プッシュ(500円玉大)
- 水を少し足して“軽くこすり合わせる”ように泡立てる
ステップ3:泡立てやすい場所(後頭部)から洗う
泡立ちが悪くなりがちな「前髪」や「耳周り」から始めると泡が消えやすくなります。
後頭部〜頭頂部→サイド→前髪の順で泡を広げていきましょう。
ステップ4:空気を含ませるように泡立てる
「揉み洗い」のイメージで、空気をふくませながら泡立てます。
- 手を大きく動かす
- 地肌に指の腹をあてて優しくマッサージ
これでふわふわの泡がつくれます。
ステップ5:泡立たないときは“2度洗い”がおすすめ
スタイリング剤や皮脂が多いときは、1回目で全然泡立たないこともあります。
そんなときは…
1回目:汚れを落とす(少なめの量で軽く洗う)
2回目:本洗い(泡立ててしっかり洗う)
この2ステップで、泡立ちと洗浄力がグッとUPします。
泡立てがうまくいかない原因と対策
原因 | 対策 |
髪が濡れていない | 予洗いを1分以上しっかり行う |
整髪料・皮脂が多い | 2度洗いをする/クレンジングシャンプーを併用 |
シャンプーの量が少ない | 髪の長さに応じて適量を使う |
手のひらで泡立てていない | 手で軽く泡立ててから髪につける |
まとめ|ふわふわの泡で、髪と頭皮を優しくケア
シャンプーをただ「つけて洗う」だけでは、汚れが落ちなかったり、髪や頭皮にダメージを与えてしまうことも。
毎日のことだからこそ、泡立て方の“ひと手間”が美髪への近道になります。
今日からぜひ、試してみてくださいね。